2017年7月3日月曜日

【いずみ中央校】熱中症対策

【~水分補給~】


今年の夏は猛暑が予想されています。



夏は熱中症が最も多くなる季節です。

大量の汗で体の水分や塩分が失われ、体温調節がうまくできなくなってしまいます。
特にこどもは体温調節機能が未熟で熱中症になりやすいため、大人が気をつけてあげることが必要です。

急に暑くなった日や猛暑になると、
熱中症対策に重要になってくるのが、ご存知の通り水分補給です。

ただし、ただ単純に大量に水分を摂取するのではなく、
「何をどれくらい」「いつ飲むのか」
が重要です。


◦飲み物◦

市販のスポーツドリンクを2倍程に薄めたもの。
(汗からは水と同時に塩分も失われます。塩分が不足すると熱疲労からの回復が遅れ熱中症の原因となります。水やお茶は避けましょう。

薄めないと糖質の濃度が濃すぎるので、吸収されるのに時間がかかり吸収率が悪くなってしまいます。)



◦水分を取るタイミング◦

水分は体内に吸収されるまで、20~30分程度の時間がかかります。
のどがカラカラに渇いてからでは、すでに脱水症状を起こしている可能性もあり、熱中症の予防という意味ではよくないので喉が渇いたと思う前に飲むことが大切です。
スポーツ時は15分程度にこまめに水分補給をしましょう。



◦水分補給の量◦

一度に大量の水分をとると、胃腸の働きが低下します。一度に飲む量はコップ1杯(150~200cc)程度におさえることが大切になります。



◦水分の温度◦

冷たい方がおいしいからと冷やしている人も多いようですが、冷やしすぎると胃や腸の働きが悪くなります。
5~15度程度が腸で吸収しやすい温度なので、冷やし過ぎには注意しましょう。





*暑さが厳しい日は、レッスンではこまめに水分補給や休憩を取ります。

僕等コーチスタッフも注意をして気を配りますが、選手のみんなも頭痛、吐き気、、、など気分が悪くなった時にはすぐに声をかけてください。

短い時間の中でより質の高いトレーニングをする為にも、
自身で体調を整えることを大切にしていきましょう。